たとえ温度制御装置が故障したとしても、お風呂のお湯が急に熱湯に変わることはありません。
しかし、お湯の温度が上昇し続けると、いずれは高温になってしまいます。
高温のお湯が原因で、火傷などの事故が起きては大変です。緊急の場合であればお電話で対処方法をお伝えすることもできますので、すぐに電気トラブル.comまでご連絡ください。
お湯がぬるいだけであれば事故の心配はないため、緊急の対処は必要ないように思われるかもしれません。しかしお湯がぬるければ、当然お客様に不快な思いをさせてしまうことになります。
特にお湯の温度が上がらない場合、故障の原因が特定しにくいということもあり、修理に時間がかかることがあります。
お客様にご迷惑をかけないよう、故障のリスクがあれば早めに対処しておくことが重要です。
循環ろ過装置が使われるようになったおかげで、温浴施設は使用した水を有効に活用できるようになりました。しかし、一方でお湯の衛生状態は、循環ろ過装置に頼りきりになってしまっています。
こうした中でもし、循環ろ過装置の故障に気づかないでいると、レジオネラ菌などが繁殖する原因にもなりかねません。
万が一の事態になる前に、修理・交換は早めに行っておくのが良いでしょう。
電気設備が故障すると、施設の運営に支障が出ます。そればかりか、場合によっては事故などのトラブルにも発展しかねません。
部品の交換だけでも設備の寿命は延ばせますので、早めに対処することをお勧めいたします。
→5年が経過したら、修理・交換をご検討ください。
→10年が経過したら、修理・交換をご検討ください。
※上記はあくまで目安になります。修理・交換の時期は使用環境などによって異なりますので、気になる方はご相談ください。